
こんにちは。管理人のけーちゃんです。
今は中小企業でも自社サイトを持っていますね。特に若い世代の新規企業は、ほぼ必須ではないでしょうか。
ですが、どのようにして自社サイトを作成したらよいかわからない人も多いと思います。また、お金を掛けられないという人も多いでしょう。
そこで今回は、レンタルサーバーのmixhostを使って、安価で簡単に自社サイトを作る方法をお伝えします。
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WordPress簡単テンプレートでひな型完成
WordPressで企業向けサイトを作成するとき、一番面倒なのはテーマや必要なプラグインの選定とインストールです。
WordPressには非常に多くのテーマとプラグインが多くのサードパーティーによって作成されています。その中から、有用なものを選び出すのは時間がかかる作業です。
mixhostのWordPress簡単テンプレートを利用すると、ビジネスサイト向けにカスタマイズされたテーマとプラグインがインストールされた状態で、Webサイトの運営を始めることができます。

私が初めてWebサイトを作ったとき、テーマやプラグイン等を設定するのに三日くらいかかりました
慣れていればそれほど時間がかかりませんが、最初は想定以上に時間がかかります。ビジネスサイト向けに構成されたひな型でサイト作成を始めることで、貴重な時間を有効に使用できます。
自社サイトと自社ECサイト
企業が運営を行うWebサイトには自社サイトと自社ECサイトがあります。
- 自社サイト:自社の紹介と新規顧客の取得を目的としたWebサイトです。業務内容や所在地、社長の紹介および問い合わせページが主な内容です。最近は採用情報を掲載している企業もあります。
- 自社ECサイト:自社商品のオンラインショップです。自社名よりも店舗名やブランド名を前面に押し出すケースが多いです。ECサイトは金銭および個人情報のやり取りが生じるため、自社サイトよりも運営のハードルが高いです。
今回紹介するのは、自社サイトの作り方です。
自社サイトの例
次のリンク先は、WordPress簡単テンプレートで作成した自社ページのサンプルです。
企業・店舗紹介版サンプル:https://mixhost.jp/kantan_template/corporate/
トップページは、上部にスライドが表示されています。スライドに使用する画像は企業側で用意する必要がありますが、画像次第で自社サイトのクオリティが決まります。サンプルはフリー画像なので、いまいちですね…

画像は企業側で用意する必要があります。企業イメージを伝えられる画像を用意しましょう。
企業のWebサイトで欠かすことができないのがお問い合わせページです。お問い合わせページもしっかりと用意されています。Google reCAPTCHAが使用されているので、セキュリティもバッチリです。

会社概要にはGoogle Mapsで地図を表示することも可能。

サンプルにはありませんが、商品紹介ページや、SEO目的の記事ページも作成できます。

これだけあれば、企業ページとして十分なクオリティを確保できますね。
実際にはサイトの色や画像、トップページや個別ページ等のカラム個別指定、背景画像の設置とスクロール追随設定、スライドショーの有無および4つのスライド効果、スマホ表示時のメニュー位置指定など、非常に多くのカスタマイズ項目が用意されています。これにより、簡単な操作で全く印象が違う自社サイトを作成できます。
自社サイトに必要なクオリティ
サンプルサイトを見ると、『WordPress簡単テンプレートのビジネスサイトはあまりぱっとしない』と感じるかもしれません。
Webサイトで他者と差を付けたいと思う担当者も多いでしょう。担当者が良くても、上司や社長がダメ出しするかもしれませんね。

以前中小企業に勤務していたとき、実際にダメ出しされました。
ですが、自社サイトにオリジナリティがあっても自社の利益に影響しません。
それよりも重要なのが、ページの表示が速いことと、目的のページに素早くたどり着くことの二つです。
mixhostは高速なサーバー機器とLiteSpeedキャッシュのダブル効果で、ブラウザまでの送信速度がとても速いです。しかし動きのあるサイトはブラウザに負担をかけます。例えばリンクをクリックしても画面が変わらないなどです。
サイト運営者はパソコンでのみで、スマホでの確認をしないことが多いです。そのため性能が低いスマホで閲覧すると、耐えがたいほど遅いことがあります。このようなサイトは最後まで見てもらえずに、せっかくの訪問機会をムダにすることになります。

この点に気が付いていない人が多いです。
もちろん、それらのデメリットを考慮したオリジナルサイトを作成することができますが、プロに依頼することが必須になるため、高額な出費を覚悟することになります。しかし、前述しましたが自社サイトにオリジナリティがあっても自社の利益に影響しません。数十万円かけて自社サイトを作成したのに誰も見てくれない、と嘆く経営者も多いです。

自社サイトにお金をかける意味はあまりないのに、それを理解してくれないのが担当者の大きな悩みですね。
mixhostで自社サイトを作成しよう

では、実際に自社サイトを作成してみましょう
ドメインの取得
自社サイトを運営するには、ドメインが必須です。
企業なら、企業向けのco.jpドメインを取得することを検討すべきです。co.jpドメインは企業等の組織のみが取得できるため、他の一般的なドメインよりも信用されます。
またドメイン名は早い者勝ちです。遅ければ遅いほど希望するドメインを取得できる可能性が減っていきます。できる限り早く取得すべきです。
co.jpドメインの取得方法については、次のページを読んでみてください。
なお自社サイトは、『com』や『jp』などの一般的なドメインでも作成できます。mixhostは次のドメインを無料で取得できます。
- .com
- .net
- .shop
- .org
- .biz
- .info
- .xyz
- .link
- .click
これらのドメインで自社サイトを運営している企業も多いです。同業他社のサイトを参考にするときなどに、ドメイン名も確認してみるといいですね。
mixhost申し込み手順
ドメインの取得方法が決まったら、mixhostに申し込みます。
mixhsotの申し込み時に必ずドメインを指定する必要がありますが、後から他のドメインを追加できます。適当なドメインで申し込みを行い、後日co.jpドメインを登録するような利用方法もできます。ただし、取得したドメインの更新料を支払い続ける必要があります。
以下の手順は、mixhostレンタルサーバー申し込み手順から補足を取り除き、手順のみを抜粋したものです。
【1】申し込みページの表示
- 次のリンクからmixhost公式ページを表示する
⇒ mixhost公式ページ - ファーストビューの「今すぐお申込み」をクリックする

- 申し込みするサーバーをクリックして選択する

ここでは『レンタルサーバー』を選択します。
【2】プラン・契約期間の選択
- プランを「プレミアム」または「ビジネス」から選択する

※WordPress簡単テンプレートはプレミアムまたはビジネスプランで使用できます。そのためスタンダード以外のプランを選択してください。 - 契約期間を「3か月」「12か月」「36か月」から選択する

※更新時は通常価格になります。そのため期間が長い方が割安です。
【3】プライマリドメインの設定
co.jpなどの外部で取得したドメインを使用する場合
- 「所有するドメインを使用する」タブを選択する

- 取得するドメインを「.co.jp」などのトップレベルドメインを含めて入力する

- 「使用する」を押す
外部で取得したドメインは、ネームサーバー設定をmixhostが用意したネームサーバーに変更する必要があります。変更方法については、ドメインを取得したサービスで確認してください。また、ネームサーバーについて次のページで解説しているので読んでみてください。
mixhostでドメインを取得する場合
- 取得するドメインを「.com」などのトップレベルドメインを含めて入力する

- 価格が表示された場合そのドメインは有料。トップレベルドメインを変更して再検索する。

「無料」の表示を確認して「カートに追加」をクリックする
- 少し待つとドメインアドオンが表示される。

Whois情報公開代行は、ドメインの所有者をmixhostとして公開するサービスです。企業ドメインの場合は、企業が所有していることのアピールとなるため使用しないことが多いです。
【4】WordPressクイックスタート
WordPressクイックスタートは、プライマリドメインにWordPressをインストールします。ここでは「利用する」を選択します。

「利用する」場合、インストールに必要な情報を入力します。

サイト名は後から変更可能です。決定していないときは暫定的な名前を入れておきます。
ユーザー名とパスワードはWordPressのログインで必要です。忘れないようにメモしておきましょう。
ここでWordPress簡単テンプレートの『利用する』を選択します。そして『企業店舗紹介版』を選択します。

【5】会員情報の入力
mixhostのアカウントを持っている場合は「アカウントご登録済みの方」を選択して、ログインします。アカウントを持っていない場合は「はじめてのご利用の方」を選択して、必要な情報を入力します。

【6】お支払い方法の指定
支払い方法を「クレジットカード」「銀行振り込み」「PayPal」の3種類から選択します。

【7】プロモーションの追加
割引クーポンのコードを入力します。


「R743889EWDYO4」で2000円割引されます!
クーポンをお持ちでない方は、次のコードを貼り付けてください。2000円割引されます。
R743889EWDYO4
【8】最後の確認
最後に「ご注文の概要」を確認します。

確認したらチェックボックスをクリックして利用規約に同意します。次に「お申込み」を押すと注文の確定処理が始まります。
これでmixhostの申し込み完了です。
申し込み後にmixhostからメールが送信されます。
メールにはコントロールパネル(cPanel)とマイページのログインURL等が記載されているので、大切に保管してください。
メールの確認
申し込み後にmixhostからメールが送信されます。メールにはコントロールパネル(cPanel)とマイページのログインURL等が記載されているので、大切に保管してください。
申し込み時にmixhostでドメインを取得すると『[mixhost]ドメイン認証のお願い』という件名のメールが届くことがあります。メール内のリンクをクリックすることでドメインを利用可能になるので、必ず確認してください。
WordPressにログインする
サーバーの準備ができると『【mixhost】 レンタルサーバーアカウント設定完了のお知らせ』メールがmixhostから届きます。
このメール内に『WordPressクイックスタートをご利用のお客様へ』というの後に記載されているサイトURLをクリックすると、WordPressのログイン画面が表示されます。
ログイン画面が表示されたら、申し込み時に入力したユーザー名とパスワードを入力してWordPressにログインしましょう。

ログインに必要なユーザーIDとパスワードを忘れたときは、次のページで対処法を解説しているので参考にしてください。
企業・店舗紹介版テンプレートの設定
WordPressにログインしたら、自社サイトを作り込んでいきます。
設定方法はmixhostでマニュアル化しています。次のリンクからマニュアルページに飛べます。
▶WordPress簡単テンプレート(企業・店舗紹介版) スタートガイド
マニュアルの項目は次のようにとても多いです。
- WordPressの初期設定
Jetpackの初期設定(廃止)- 企業情報の編集
- お問い合わせ(メール)フォームの初期設定
- お問い合わせ(メール)フォーム項目の編集
- お問い合わせ(メール)フォームのreCAPTCHA設定
- 外観のカスタマイズ
- 固定ページ編集
- ウィジェットエリアの編集
- メニュー設定
- トップページの編集
- 投稿(記事)カテゴリー設定
- 不要な投稿(記事)の削除と新規作成
- LiteSpeed Cacheのドメインキー取得
- WordPress簡単テンプレート(企業・店舗紹介版)FAQ
ですが、各項目の作業量はそれほど多くないので、順番に進めていきましょう。
完成!
全ての項目を設定できたら、自社サイトの完成です!
なお、企業・店舗紹介版テンプレートはLightningというWordPressテーマが使用されています。
Lightningのホームページには、Lightningの基本設定やWordPressのカスタマイズ方法などが学べるオンラインサービスが公開されています。
▶https://training.vektor-inc.co.jp
学べる項目がとても多いですが、まずは次のコースを学習してください。
- ブロックエディターを使いこなそう
- Lightning カスタマイズ
- Lightning 基本設定
- WordPressサイト運用
学習して得た知識を使って、自社サイトをカスタマイズしてみてください。
社員メールも設置しよう!
mixhostはメールアドレスを無制限で作成できます。
実際にはディスク容量がいっぱいになってしまうので無制限に作成するのは現実的ではないですが、メール使用者が数十人レベルの中小企業なら問題なくメール運用できます。
mixhostはクラウド化とバックアップの多重化、および24時間監視体制により、障害にとても強いため、エラーでの機会損失が大きい企業サイトを安心して運用できます。
しかし高性能なサーバー機器で構成されるmixhostは、一つの企業サイトを運用するだけでは少しオーバースペックです。そのため、余力を使って社員メールを運用しましょう。
詳しくは次のページで解説しているので、読んでみてください。
















